英雄
戦争から帰ってきた彼女は言いました。
「戦争では、国のために人を殺す事を褒める。沢山殺しただけ、殺して生きて帰って来たらもっと褒める、相手にも家族、友人、恋人だっているだろう?人を殺める事は、幾ら戦争とはいえ、犯罪だ。
だから、私を褒めるな。
私を褒めるのならば、怯えて、相手を殺さず帰って来た奴を褒めてやれ。」
「「良く生きて帰った」「よく、人を殺さなかったな」って褒めてやれよ‼︎」
一人の女性はそう言ったんだ、戦争は普通、男性が選ばれる。だが、彼女も選ばれたのだ。
だから、凄く説得力があった。
でも私は、私達は、国のために人を殺して、帰って来た方がすごいと思う。
国のために自分の命を張って、戦うって凄い事じゃん……
彼女にそう言ったんだ、そしたらさ。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2022/4/2 13:11
最終編集日時: 2023/7/28 19:44
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
ほしつき
どうもほしつきです!私の物語は、私の考え、考えを物語としたもの、創造の物語を書かせて頂いてます。
是非、空き時間などに読んで下さい
宜しくお願いします。