第6回N1 偽りの正直者
俺は物心がついた頃から嘘が吐けずにいた。
性格的な問題ではない。嘘を吐いてしまうと、不思議な現象が起こるのだ。
「蒼汰、此処にあったチョコ食べた?」
「ううん、食べてなーい」
幼い頃の俺は、夕暮れが進む中で、ゲームをしながら呑気に嘘を吐いた。
すると、ゲームの中で切っていた筈の木が逆再生されるかのように猛スピードで元に戻っていく。勿論、俺は何も操作していない。それも数秒で終わる。切った筈の木は整然と立ち並んでおり、操作キャラは棒立ちをする。
驚いて周りを見回してみると、母が冷蔵庫を開けようとしているところだった。
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文字数: 3507
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/4/1 23:38
ナナミヤ
ファンタジー、時々現代なSSと、恋愛ファンタジーな連載小説を載せています。
SSは気まぐれ更新、連載小説はストックがあるので毎日更新しています。第一部、第二部ともに一度完結したものを改訂しています。
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