足元に波が迫ってくるのがよく見えた 津波でも高波でもないただのザザーと言った感じの波だ 思っていたよりもしょぼかった もっとこう、綺麗なのを 「想像してたんだけどなぁ」 夏の海水浴シーズン、と言っても今みたいな夜中に来るやつなんかまともに居ない 「寂しいな」 太陽が照りつけていた時間帯でもだんだんと減っていきだんだんと増えていく様はまるで波のようだった 「俺も帰るか」 そのまま前へと進んで行った
タケノコもどき
タケノコもどき
中学2年 人間ではある。いやそれも怪しい。 強いて言えば『主人公最強!』な話が好き。大体毎日更新 そんな日もあったな