風
夜道を歩くたび、貴女の横顔が風に混ざるのだ。
僕はそれを美しいと思う。
美しさゆえに、酒を溶かしたくもある。
涼しい風に吹かれながら酔いはまわってニッコリと電信柱とダンスなどステキだ。
立派な柱ですね。これなら我が家の大黒柱にうってつけです。うちに来ませんか。良いじゃありませんか。
お風呂も丁度良い湯加減でございますよ。
炊き立てご飯は赤飯混じりでしてな。
蒼い月でも呑みながら、蝉でも食べようじゃありませんか。
羽のザリザリ感が、なんともまぁ性欲を増進いたしましてな。
中二のあの頃のジャングルジムの夕焼けは、そりゃあ見事な物でありましたよ。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/7/30 13:32
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
チド
はじめまして。よろしくお願いします。音楽、映画、文字が好きです。