実家

ガラガラと引き戸を開け家に入る。 最後に帰ったのは正月の時か…実家は妙な安心感がある。 「ただいまー」 玄関で母を呼ぶように叫ぶとあれ、もう来てたのー?とパタパタスリッパの音を立てながら玄関まで迎えに来てくれた。 「おかえり、暑かったでしょ?連絡してくれれば迎えに行ったのに…」 「電話しても繋がらなかったから歩いてきたんだよ。」 呆れて言うとあらま、ごめんちゃい。と、てへぺろをしながら謝られた。50過ぎた母親のてへぺろを見るのは流石にキツイ。 「ちょっと行ってくる。」 スーツケースを2階の自分の部屋に置き、玄関に戻って靴を履きながら母親に声をかける
く ら げ さん
く ら げ さん
暇なときにのんびり投稿。