追憶の名残〜green side story〜 第17章 特訓Ⅰ
身体がゆらゆら揺れている。誰かが私の名を呼んでいる。
こんなことが昔もあったな、などとぼんやり考えながら薄目を開けた。
「ミユ!」
ぼやける視界には、うっすらとクラウの顔が映る。もしかして、私は好きな人に抱かれているのだろうか。一気に眠気は覚めていった。
「何があった?」
その左頬は腫れているし、右眼の下部には痣だって出来いる。それなのに、クラウのことは気に掛けてあげられず、思いのままにその胸へ飛び込んだ。
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文字数: 2305
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/8/19 23:47
最終編集日時: 2025/8/20 23:29
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
七宮叶歌
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