貴方からの愛
冷めないスープはないどころか、息を吹きかけ自らスープを冷ましてしまう。そんな生き方をしてきた。そんな生き方しか出来なかった。
誰かが愛してくれる。誰かが作ったばかりのスープをくれる。全て飲み干してしまいたくなるほど、全部を独り占めしたくなるほど魅力的なスープを。
しかしそれに毒が入っていないか、火傷してしまわないか、本当はすごく味が薄いんじゃないかとばかり気にしては、戸惑い息を吹きかけ味を足す。
そんなことをしているうちに、スープは煮え切り蒸発したり、「いらないなら貰うね」なんて言いながら、誰かが取っていってしまうのだ。
私には、そんな生き方しか出来なかった。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/11/11 11:57
いかのこ
主に自分が思ったこと感じたことを書いてます!いつか物語も書きたいと思ってます!
投稿頻度は低いですが、よろしくお願いします( ¨̮ )و✧