[週刊]百足の唄 6

注意:この作品には、暴力的な表現、蟲が登場する可能性があります。耐えられる人のみ読んでください。  戦地では、既に銃撃音や誰かの怒号が空に轟いていた。そんな中で、老兵百足が俺たちに向け、こう話す。 「貴様らは決して裏切り者ではない、蟲を救う救世主だ。さぁ、裏切り者に制裁を加えようぞ!」  デグマと名乗った老兵によると、俺たちC班はフリッジ冷蔵地を防衛するらしい。17式対蟲銃を片手に、僕達は歩き出した。   その地は、天まで続く巨大な城壁で囲まれていた。 「少し下がっておれ。ここのシステムは我々がジャックしている。今、扉を開けてやろう。」  デグマがレバーを下げると、白い城壁の一部が音を立てて開いた。階段を上がって中に入ると、直ぐに凍えるような冷気が襲ってきた。どうやら、ここは一年を通して寒冷な気候のようだ。通路の左右には大量の食糧が貯蔵されている。
除草機1号
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。