夢
よく、こんな言葉を耳にする。 「それでは、良い夢を。」 ここで言う『夢』とは眠っている間に見る、ぼんやりとした意識のなかの映像の事をさす。ただ、睡眠の中でも、夢を見る睡眠もあれば、夢を見ない睡眠だってあるんだ。どちらかと言えば、後者が好ましい。夢なんて、所詮は想像に過ぎず、現実に変化は1ミリも出ないんだ。そんなもの、見たってどうしようもないじゃないか。夢を見ずに、良質な睡眠の方が、現実でも役立つし、快楽も得ることができる。夢なんて必要無いんだよ。 そう思いながら布団にもぐり、翌朝、僕は叫びながら目が覚めた。顔は歪み、涙が溢れていた。夢なんて、必要ない...必要ないんだよ......。 作:海月
海月
海月
高校二年の海月(くらげ)です! 多ジャンルの小説をたくさん書きたいと思うので、気軽にリクエストをお願いします! 毎日受け付けております👍 プロセカ、一緒にやりましょう!🩵🧡💛🩷❤️💙 「Dark Clover」フレンドコード:549149525832708097 ※サムネやアイコンのイラストは、ChatGPTやピクルー、フリー画像などを主に使用しています。