雨の記録

雨に打たれ、土埃の被った白いベンチに座り込んだ若者はひたすらに文字を打ち込む。 まるで小説の主人公でもあるかのように、悲劇のヒロインぶっている。 車を祖父の家に停めて普段なら家に真っ直ぐ帰るところ、自転車とともにフラッとどこかへ行ってしまった。 帰りたくなかった。 気持ちがどんよりと雨雲のように沈んでいる。 自分が迷惑をかけている。
ことにゃ
よろしくお願いします。