終盤

終盤
 ヒトは、人生の終盤をほんの微かに、自分でも気が付かない潜在から顕在へ変化した時に、自分語りをしたくなる生き物なのではないかと思う。  対象はむしろ特に親しくない相手にこそ、ポツリ、またポツリと打ち明けてしまうものなのかも知れない。  そして、私もまたその一人…。
佐和
佐和
不束者ですがよろしくお願い致します。