第2回NSS 轟く雷鳴
−−バリバリバリッ…ドドーン−−
ピカッ…
雷の落ちる物凄い音が響き渡り、暗闇に白く眩い光が閃いた。
ゴロゴロゴロ……ピカッ…
そのあとを追うように、巨大な石臼をひくような音がして、また、暗闇に白い閃光が閃く。
バラバラバラバラ−−
すぐに黒い闇に沈んだ中を、激しい大粒の雨が駆け抜けて、地面にその身を叩きつけた。
ピカッ…
また一瞬、暗闇が消えて、辺りが白く閃く。
それに照らされて、暗い嵐の中うずくまる影の背に流れる金色の長い髪がきらりと光った。また闇が戻ってもなお、それは鈍く金色に煌っている。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/4 16:20
最終編集日時: 2025/9/4 16:25
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
Tentomushi
初めまして。Tentomushiと申します。
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