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藍色に揺れる
梶栗郷駅にはいつもイヤホンをつけた僕と彼女だけ。 お互いに違う曲を聴き、同じ本を読んで帰路に着く。 彼女が違う本を持っていた時は売店でその本を買うこともあった。 しかし翌朝、出抜いてやろうと持っていった新刊が、彼女の手にも収まっている。 今日も、彼女と同じ文字を読む。
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文字数: 169
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/1/6 14:31
久々原仁介
ただ、僕を見てくれ。 この弱い、僕を