紅き瞳と白き森
<プロローグ>
数百年前、初代国王リュシアン=レーヴィエントは、北方から流れてきた白銀のエルフ族と契約を結び、共にこの地を治めることを決めた。
リュシアンとエルフの巫女との間に生まれた子が、王族の血筋の始まりとされる。王家はエルフの力を受け継ぎ、「自然と魔との調和」を司る力を持っていた。
時は流れ、エルフたちはこの地を去った。
王族の血は次第に人間の血に薄められ、力を持つ者はいなくなった。
やがて王族が力を持っていた記憶は神話となり、
いつしか「力を持つ者=異端・災いを呼ぶ者」という迷信が広がっていった。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/7/6 15:45
最終編集日時: 2025/7/7 12:07
ちろ𝕜𝕦𝕟._.
誤字脱字あるかもしれませんが、優しい目で閲覧お願いします。