紅き瞳と白き森

紅き瞳と白き森
<プロローグ> 数百年前、初代国王リュシアン=レーヴィエントは、北方から流れてきた白銀のエルフ族と契約を結び、共にこの地を治めることを決めた。 リュシアンとエルフの巫女との間に生まれた子が、王族の血筋の始まりとされる。王家はエルフの力を受け継ぎ、「自然と魔との調和」を司る力を持っていた。 時は流れ、エルフたちはこの地を去った。 王族の血は次第に人間の血に薄められ、力を持つ者はいなくなった。 やがて王族が力を持っていた記憶は神話となり、 いつしか「力を持つ者=異端・災いを呼ぶ者」という迷信が広がっていった。
ちろ𝕜𝕦𝕟._.
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