小さな宇宙
私は今、小さな宇宙を作ることにハマっている。
宇宙の黒でもない、青でもない、紫でもない複雑な色をモールドに落とし、硬化する。これで下地は出来上がりだ。
次は肝心の星作りだ。人工オパールを液に沈め、銀の着色材で周りに渦を描く。これが意外と難しい。しかもやり直しが効かないので、一発勝負だ。
最後に半球同士を重ね、球体にする。
研磨してコーティングをして、ようやく完成だ。
「うーん……」
どこか納得がいかない。何故だろう。下地は問題ないし、人工オパールだって私の好きなピンクにした。渦だって綺麗に仕上がっている。自分で持っているのも勿体ない出来なのだ。
翌日、友人にあげることにした。登校中に渡したネックレスにした宇宙レジンは、友人の手の中で太陽の光を反射させる。
「綺麗だねぇ」
友人は食い入るように宇宙レジンを見詰める。しかし、友人も違和感を覚えたようだった。
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/1/31 7:24
最終編集日時: 2026/2/10 4:47
七宮叶歌
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