サクラサク
君の名前は「さくら。」
名前か苗字かと尋ねたら、名前だと言った。
「俺、桜の花が一番好き。」初めて会って、そう伝えた時に、さくらは微妙な表情をした。「ああ、そうなんですか。」
年齢も僕とは、ひと回り違った君は、若い子らしく、ちょっと引いていた。
僕はご飯を作るのが好きで、飲み会をした後日に、ご飯を作ったけど、食べに来ないかと、誘った。
鍋に牛乳にコンソメを入れて、小麦粉と塩胡椒で味付けして、コンキリエを入れた。
「美味しいです。」
「ホントに?良かった!」そう言って、僕も食べて、「いや、コレ失敗だわ!コンキリエ入れたの、失敗!」そう言って、二人で笑った。
「ごめんね〜!いっぱい作りすぎちゃった!」そう言って、二人で笑った。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/6/10 9:15
英兎