神様レビュー

神様レビュー
 「お、俺、地獄に落ちたりしないよな。」  「大丈夫さ。悪いことなんてしてないんだろ。お、そろそろ着くぞ。」  俺たちは死んだ。昔からの友達であるこいつと、久しぶりにドライブでもしようと言って、隣の県に行くところだった。高速道路の渋滞にハマったと思ったら、後ろからトラックがドーン。俺の人生、こんなにあっけないのかよ。  そんな俺たちは、これから神様とやらに会いに行く。どんな審判がくだされるのか、恐ろしくてたまらない。  「このたびは、ご愁傷様でございました。それでは、手続きに入らせていただきます。」  「おいおい、ここは役所かよ。えらく事務的だな。」友人が声をあげる。  受付と思われる人からアンケートのような紙を受け取った。戸惑っていると、隣の窓口から怒号が聞こえた。
ほしのすみか
ほしのすみか
はじめまして。一話完結型のSF短編小説を少しずつ投稿します。