終わりと始まり 1

死んだ。私は死んだ、バッドエンドな上に、この人生は結末を終えている。 ゆっくりと目を開ける。そこにはまるでもともと何もなかったように私の頭と、心臓しか落ちていない。鼓動はもう止まっており、ゴミ袋から滴る血は水よりも濃い。 当たり前だが、渇き、赤黒くシミとなっていた。 喉が渇いた。人々が通り過ぎる。 なぜ私は生きているのだろうか。いや、意思を持っているのだろうか。 体は冷たく動かない、だけれど、ものが見え認識することができる。 あぁ、そうか、幽体離脱と言うやつだ。死んでいるのに?殺されたから?誰に。全てがわからない。曖昧でふわっとした記憶。
ニア
ニア
こんにちは〜!!アニメ大好き!