暗黒魔境⭐︎地獄の高校生活
私の高校時代は、実に暗黒魔境。魔王もびっくり仰天するほどに暗いものだった。
まず入学式の時点で学校に対する違和感を感じ、式典が苦手というのも相まって、ストレスからか、私は制服のボタンを引きちぎるなどという奇行に走った。
教室に戻ってからも、イライラのあまり頭を抱えているような状態で、担任の話など全く耳に入らない。
あまりのストレスから、休み時間に、ラウンジで教科書を思い切りぶちまけたりしていた。
そんな状態なので、当たり前だが友達は一人もできない。私はここから、三年プラス留年して一年、合計四年間も孤独な日々を過ごすことになる。
絵画が好きだったので美術部に入るも、そこはオタクの巣窟。美術系の私は、美術部なのに浮いてしまった。
浮いてはいたが、画材が使い放題だったため、意地でも美術部に居座った。お陰で絵は上達したように思う。
大勢で受ける通常授業も当然苦痛で、授業中に走って逃走したりもした。塀を乗り越えて脱走していたら、翌年から塀の上に柵が設置された。あれはおそらく、私のせいだと思われる。
こんな感じだったので、四年間ずっと単位は超絶ギリギリ、常に崖っぷちであった。し、一回落ちて留年した。
そんな私の話し相手は、もっぱら先生方であった。中でも、一年と三年の担任の先生二人はは、とりわけ仲が良かった。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2021/10/13 17:22
最終編集日時: 2021/10/13 17:24
サーモンハンバーグ
小説やらを書散らす、自称小娘です。
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