金色の貴方。【余談】③
花火が終わった頃。
僕たちの足元、山頂辺りで赤い光の粒がゆらゆらといくつも揺れている。
よくよく見るとそれは、赤い提灯を持った妖怪たちだった。
暫くして、その妖怪たちが行列になったまま空に向かって歩き出した。
「百鬼夜行だよ」
お兄さんが言う。
諦めたみたいなそんな声。
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カテゴリー: お題
投稿日時: 2022/11/11 4:03
最終編集日時: 2022/11/11 12:20
渡邊三月。
気まぐれで拙い文章を書きます。気分で書く物(ジャンル)180°変わります。よろしくお願いします?更新かなりルーズ。いつもお読みいただきありがとうございます。