閲覧注意

なんで言ってくれなかったのだろう。 私が人間というものの恐ろしさを知ろうとしているというのに。 なんで誰も私に教えてくれなかったのだろう。 教えてくれていれば、今頃こんなにも苦しまずに済んでいたのかもしれないのに。 私は知ろうとしてしまった。考えてしまった。 そして私は、人を信じるという純粋な気持ちを失った。 信じることができるということがどれほど幸せなことだったのか。失って気がついた。でも、失わないと気がつけなかった。人を信じることの恐ろしさに。 もう誰も信じられなくなってしまった。 周りにいる全ての人が、仮面をかぶってこちらに寄ってくるように見えるようになった。いくら親切にされても。
星月
星月
私の体験がほとんどです。元気にやってます。