番外編 羽場正義の事件簿 中編

俺と轟は辺りの捜索を開始した。 草むらの中や川辺の方角。聞き取り調査。 だが、いくら探してもキムラは出てこなかった。 近隣住民に話を聞いたところ、外国人を見た人も確かに存在した。 しかし、ここ最近は見ていない、と言う。 キムラは鼻の効く奴だ。おそらく、このような事態になることは分かっていたのだろう。 だから通報される前に屋根裏部屋の寝倉から逃げ出したのだ。 今までもそうやって警察の目から逃げ続けてきた。
ピコゴン
ピコゴン
どうも、こんちくわ 高校生です。 たまになんか思いついたら書きます。暗い話が多いかもです。 ストーリー中心で書いていきます のでどうぞよろしく