神には祈らない【一話】

神には祈らない【一話】
世界は千年前に神の光に包まれた。その光を浴びた人類は特殊な力『神力』と言う力を手に入れた。もちろんそんな奇怪な力を手に入れれば力による差別が起こる。もうわかるでしょうが世界大戦争が今も続いている。そして国は10国に分かれた。私の住んでいる国は日金。 私は絶対に神には祈らない。私が神に祈る時はきっと世界が終わる時だろう。 私はこの現状を作り出した神が嫌いだ。そして今日も爆薬、硝煙、血の匂いがする戦場で戦う。 私は日金国の五つの部隊のうちの一つ、彼岸部隊の隊長『一ノ瀬あいり』だ。 「あいりちゃん」そうテントで私に声をかけてきたのは私の部隊の副隊長『山城あかね』だ。「あかね、毎回言っているが、私は一ノ瀬隊長だ。」何度も言っているのになぜあかね副隊長は守らぬのだろうか。「だってこんなに可愛らしい見た目なのに堅苦しい隊長なんてつけたくないんですよ〜」そう言って頭を撫ぜてくる。全く鬱陶しいものだ。これから戦いに行くと言うのに。私は彼岸部隊の隊員が整列する前に来て告げる。「お前達、これから向かうのは獣人の国『パルデラ共和国』だ。気を引き締めていけ」 皆は「はい」と答える。
冥
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