河清
嗚呼、もうやめだ。全て辞めてしまおう。私は誰かを救いたいと思っていた。人知れず苦しんでいる人にとっての1番の拠り所になりたいと思っていた。だから曲を作り小説を書き詩をうたった。しかし全て無意味であった。
歌詞を書いても文を書いても言葉を吐いても、苦しい人は救われない。辛い現状は変わらない。そう身をもって知ってしまった。少し息がしやすくなったとて、また現実の惨いありさまに喉を切られるだけなのだ。一時だけの救いに、意味などあるのか。いや、私にとっては無かった。
だから私は筆を置いた。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/10/9 12:38
いかのこ
主に自分が思ったこと感じたことを書いてます!いつか物語も書きたいと思ってます!
投稿頻度は低いですが、よろしくお願いします( ¨̮ )و✧