『生きてね』

「ねぇ、唯朱。  返事、してよ。  もうすぐ、僕らの記念すべき日だよ?」 僕は葬式中に冷たくなった君に言った。 まるでょっとした昼寝の最中かのような感じの君に向かって言った。 あの明るい笑顔はどこいったの? ねぇ、おいてかないでよ。
しぐれ
しぐれ
本を読むのに飽き足らず、自分でも書き出した一匹の学生。 小説好きと繋がりたいっ… 歌うの大好き〜