鎮魂

形あるものは、必ず終わりを迎える。 老いに身を委ねることもあれば、病に倒れることもある。 突然の事故、理不尽な事件、避けられぬ災害。 その姿はさまざまでも、命の流れに「終わり」があることは変わらない。 だからこそ、人は祈る。 「どうか生き返って欲しい」と願い 「代われるものなら代わりたい」とさえ思う。 「もっと一緒にいたい」「一緒に歳を重ねたい」 そうした切実な願いは、届かぬと知りながらも胸に残り続ける。
鏡宮風理月
鏡宮風理月
ASD.ADHD.GIDといった障害を有する当事者です。そのため、誤った表現や表記等があるかも知れません。不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。 なるべく、実話や世論を題材に私らしくしたいと思います。