花と少女

花と少女
私が目頭を押さえるとバイトで来てる高校生の子に寝不足ですか?と言われ、最近寝れてなくてと答えると大丈夫ですか?と聞かれ私は大丈夫と答える昨日の自分が頭の片隅から流れた。 「いらっしゃいませ」 赤いランドセルに黄色い帽子を被った少女が色とりどりの花を見ていた。この子は毎週水曜日に来る。今日はどれにするのかな?と微笑ましく思う 「お姉さん、あれとあれください」 少女は赤いカーネーションと白百合を指さした。 「昨日忘れちゃったから…お姉さんもでしょ?」 「…え?」 この時の私は女の子が言う言葉の意味を深くは考えなかった。だけどこの時に気付いていればあのような思いをしなくてもよかったのかもしれないそう思い花を包んでいく 「お姉さん少しだけ一緒に来てくれない?私どうしても行きたいとこがあるの」 「どこに行きたいの?」
秋沼 文香
秋沼 文香
本はミステリーものが好き よろしくお願いします。