シャルル

「ハッ!なんだ、夢か...」 俺はとある夢を見ていた。それは彼女から突然に別れを告げられる夢だ。正夢にならないとよいのだが。今日は俺の家に同じ学校に通っている彼女の由紀が来る。しょっちゅう遊びに来る。まぁ、迷惑どころか楽しいし別にいいんだけどな。 「おはようございまーす。」 そう言って教室に入る。いつも通り由紀は女子たちでも男子からでも性別関係なくこの学校でトップクラスの人気を誇っている。ある意味ジェンダー平等なのかもしれない。そんなことはどうでもよくて、大して俺と由紀は学校では話さないのだが、家では結構遠慮なしだ。まぁ、トップクラスの人気を誇っている人に彼氏ができたとなれば、その噂は学校中にあっという間に広がってしまう。本当に地獄だった。友達からも知らない人からも質問攻めだった。そして、その一件は1ヶ月くらいでやっと収まった。 家に帰ってきた。由紀はこたつに入っている。 「お前はなぁ...彼氏の家来たのにスマホずっとポチポチかよ...」 俺は呆れた顔をして言った。前はすごく仲が良かったのだが、最近はなぜか我儘が多くて、隔てられてる感じがする。なにか嫌な予感がしていた。それは前の夢の件だった。 「別に、誰の家に行こうが何をするかは私の勝手でしょ?」 やばい、完全に論破された。俺は語彙力が全くないので、こんなの反論できない。 今日、俺は、由紀に誘われて砂浜に来ている。冷や汗がする。そして、由紀の口から言葉が出た。
川布
川布
中学受験期真っ只中の小6! 特に将来の夢とはありません((>_< ;) でも、じゃんじゃんマジレスして下さい! (ドMではありません) 主に連載をしています。 基本的には1日1話分ですが、気分がノッていると、1日3話とかもあります。毎日投稿は一応できる限り続けるつもりですので。 ちなみにフォローは遠慮なく☺️ もちろんフォロバしますよ!