幻影 5
作 KKZOU
自分の触れたくない物、存在を隠しておきたい物。人はそういうものには上から蓋をする。それは自身も例外ではなく、思い出したくない、しかし忘れてはならない記憶を蓋で閉めている。しかし、その蓋はちょっとした衝撃で簡単に外れてしまう。
それは自身も例外ではない。
「私のうちね、、、聞いてると思うけど霊媒師の家系なの」
「うん」
「それで、体質的に見えちゃうんだ。そういうの」
そういうのとは彼女、栩琶尚弥(くべなおや)や昨日のお化けのことだろう。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/8/4 21:30
KKZOU
KKZOU というものです。
よろしくお願いします。
連載を完結させない才能を持ってます。