桜は永遠に知らず 改訂版
満開のサクラが目に眩しい日。
私の気持ちなど露ほども知らないで、ひらりふわり、楽しそうに花弁が舞う。
なんだかその姿は、同じ花の名をもつ、隣の彼女に重なって見えて。
「桜は永遠に知らず」
昨晩聴いた曲の歌詞に今さら共感が沸いた。
「呼んだ? 凛ちゃん」
隣を歩く彼女が、首を傾げる。
「……花の方のサクラだよ」
「え、イントネーション違うんじゃ……」
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文字数: 1017
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/5/9 3:08
最終編集日時: 2025/5/9 3:32
はむすた
森の奥でひまわりの種もぐもぐしてる、ハムスターです。
人間語も読み書きできるのでご安心を。
細かい自己紹介は、はむすたるーむと、100の質問とか見てもらえると嬉しいです。
アイコン・(し)ょうじょめ~か~ さま
(*・×・*)♡