140文字小説+α その151 「変化を受け入れる」

「俺は、思うんだよ。昔を懐かしむだけじゃダメなんだ。変化を受け入れる。それが、前に進むってことじゃないかって」  目の前の青年は、静かに口を開く。 「だからって、電動自転車乗りながら電子タバコはダメだよ?」  ごまかせなかったか。 「いやいや、おまわりさん。ちょっと落ち着きませんか?」 「いやいや、どうやっても言い訳できないから。もろにしてたもん、路上喫煙」  どうしよう。これって罰金とかになるんだろうか。今、所持金320円しかないんだけど。  どうにかして、このおまわりさんに通じる詭弁はないだろうか。 「おまわりさん。テクノロジー進化は、すごいと思いませんか?」
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。