忘れがたき炎の物語 第五章「水龍編」
第4話「漆黒」
青白く輝く満月が、満天の星空に浮かんでいる。
しかし、その美しい夜空と相反して、砂漠の国サーバスの城下街は、紅蓮の炎に包まれていた。
逃げ惑う人々、怒号、悲鳴、まさに地獄の様相であった。
ダークエルフの魔女シルヴィは、パラノ城の最上階から燃え盛る街を見下ろし、恍惚とした表情を浮かべていた。
「…ああ…たまらないねぇ…この阿鼻叫喚(あびきょうかん)、憎悪のエネルギー!そして、一個の国が滅びるさまよ!」
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文字数: 8673
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/7/20 8:11
最終編集日時: 2026/7/20 8:51
判虹彩
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