アマリリス 〜輝くばかりの美しさ〜
──アマリリス、それはとても大きく、可憐な花。
花言葉は【輝くばかりの美しさ】──。
私はそんな眩しいぐらいの花を、あえて日常の一コマに置いた。“日常に輝きは潜んでいる”という一言を添えて。
今思えば小っ恥ずかしい言葉だったが、その時は大切な……切磋琢磨し合える仲間がいた。その仲間達を励ましたくて描いた絵でもある。
この絵を小さな地域のアート展で披露したところ、まさかの最優秀賞を頂けた。仲間達が駆けつけて来てくれて、票を入れてくれたんだ。
他にもたくさん素晴らしい作品、例えば刺繍や服や美少女のイラストなどがあったが。
私はあの時、初めて──生きていて良かったと思えたんだ。信頼できるお婆さんからも高評価を貰えて、何より身近な人の評価が一番嬉しかった。
0
閲覧数: 29
文字数: 1624
カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/2/17 13:21
最終編集日時: 2025/2/17 13:31
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
綾紀イト
糸へんが多いペンネームです、心の奥で絡まった糸を解くために書き出しています。
どんなに評価が無くても、私は私の文章が好きです。自分の心を救うために書いています。