君は柴犬になった。
ある日君は柴犬になった。
わんわんと焦ったように鳴いてる君は私の周りで飛び跳ねた。
あまりの出来事に放心状態で頭を撫でるとそれどころではないと、尻尾をふりながらまた一声鳴く。
「寝たら治るかもしれない」と一日寝てみたがそれでも君は犬のままだ。
それから何日経っても変化はない。君はいつまで経っても可愛い柴犬のままだった。
「案外、犬の方がいいかもしれない」と言うと君は不貞腐れて寝たふりをした。
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カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2021/9/6 12:10
最終編集日時: 2021/9/19 14:27
樫野
なろうで小説投稿してることが多いです
こちらでは短いお話を投稿させていただくと思います
Twitter: @Neokinako_kashi