[週刊]百足の唄 10

注意:この作品には、暴力的な表現、蟲が登場する可能性があります。耐えられる人のみ読んでください。 「これは、昆虫界の技術では無い。そして」  一瞬、世界から音が消える。立ち上る冷気も、口から漏らす息も。ベルは、少し時間を置いて、話した。 「これは、人間界の技術だ」  誰かの長い、沢山の脚が小刻みに震える。空気さえも、冷え切って感じた。 ー人間。俺たちにとって、最悪の存在。  ヘルバンは、ゆっくりと武器庫に向かって歩みを進める。
除草機1号
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。