キミがいないセカイが地獄なら

キミがいないセカイが地獄なら
第1章 ハジマリ 第3話 鋭い矢が狐の喉を一突きした。キュっ…と声を上げ狐は倒れる。 「これで6匹目…っと!」 結局依頼を受けることにしたワンダは頼もしい功績をあげていた。 (狐を討伐すればする分報酬アップ…。これはやるしかないでしょ!) イヴのことを思い浮かべ、ワンダは期待に満ち溢れた。 (本当は不安だったけど、大丈夫だよね。) ワンダは、どこか落ち着かない気持ちを持ちつつ、名前を記した紙を思い出す。気持ちは一つだと思って、また弓を構えた。小さかった網敷罠装置は、改良を重ね捕獲しやすくなり、周囲に寄る獲物は自信の弓裁きでなぎ倒す。ワンダの王道の狩猟方式だ。 「ワンダちゃ〜ん!休憩しましょ〜!」
浅沼
浅沼