【第二章】第四幕 喪失の欠片
どうして、記憶がないのだろう。
いや、旅をしていたのは覚えている。
地理や歴史や、次に向かう為に金を稼ぐために働いていたことも。
しかし、自分が何者かにとなると頭に霧がかかったようになる。
大丈夫だ、自分の名前は覚えている。
ネヴァ……そうだった、はずだ。
でも、どこかしっくりこない。
柔らかな口調で誰から呼ばれたような――もっと別の名を。
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文字数: 1518
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/21 6:15
最終編集日時: 2025/6/27 14:36
高嶋のぎ
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生成画像に表示貼るようにしましたが、二年前くらいの古いのは画像が残ってないので画力で察してください
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