海に届けたい
好きな人、がいた。彼は海を越えたところにいて、私に初めて言葉を超えた繋がりを教えてくれた。留学先で出会った、彼の瞳に目を奪われた。
届けたい。何度も、そう思った。瓶に手紙を入れ、海に流したこともあった。彼に届くことを願って。
でも、結局そんなのは幻想なのだと思った。国が違う限り、彼と会うことはないし、ましてや付き合うなんてことはない。でも、海を見るたびに彼のことを思う。彼は今、どこで何をしているのだろうか? そんな切実な疑問を心に抱きながら。
海に届けたい——。さざなみに消されたその願いを、私はいつまで持っているのだろうか。
波の音が、ひどく煩く聞こえる。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/7/12 1:52
最終編集日時: 2026/7/12 2:17
シャイニー
こんにちは。いろんなジャンルを書いていきたいと思います。