六道の継承と宴
「今この時を以て、汝、扇谷宗矩に継承者の座を譲り渡す。宗矩よ、誓文を」
「我等が力、我が刃、全ては皇家の繁栄のために」
人間道の祭壇。我が屋敷の地下に設置された、先祖代々受け継いできた祭壇の前で、私は誓文を口にした。
その瞬間、何かが自分の体に流れ込んでくるのを感じた。それが人間道としての力であることを、そしてその力の使い方を、理解した――いや、理解させられた。
私の家、扇谷家は、先祖代々人間道の力を継承し、六家のひとつに数えられている。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2023/2/28 14:53
最終編集日時: 2023/2/28 15:05
水無月涙
高校2年
来年受験だというのに小説書いてるアホ
気まぐれで小説書きます
カクヨムとなろうでも活動してます
歌詞書いたり曲作ったりしてるので投稿は不定期
気が向けば新しい話を投稿します