空っぽな僕

空っぽな僕
彼はいつも一人ぼっちだった。 家でも学校でもパートナーと呼べる人が誰一人として居なかった。 両親が居ないというだけでは無い。ペットも飼って居なかったので本当に一人ぼっちだった。 彼は一人なのは慣れている。慣れている筈なのに、街で見かける仲のいい家族を見ると心にデカい棘が刺さったかの様にズキンと痛む時がある。自分の中で“これは気の所為だ”と思い込む事にしていたが、それでも心の痛みは和らがない。 学校でも一人ぼっちな彼。唯、クラスには絶対と言っていい程、ムードメーカー的存在の子は居るだろう。偶にその子に声を掛けられるが、どう対応していいか分からくて毎回困った顔をしてしまう。 だが、彼の運命が変わる出来事が起きる。 それは彼がいつも通りに学校から帰っていた帰り道。いつも通る公園にその女性は居た。勿論、彼の知り合いでは無い赤の他人だ。その女性は公園にあるデカい噴水の前で砂場で遊ぶ子供達を羨ましそうな目で見ていた。それは何処か自分と同じ様な感じがした。
翡翠
翡翠
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