白濁チョコレイト
「旦那様、如何様で御座いますか?」
ハウスメイドである私の問いかけに、執務机に腰かけた主は不快そうに窓際の花瓶を見やった。
青薔薇の茎が丸ごと1輪、ポッキリと折れているのに気づいて
「も、申し訳ございません…!」
「麗亜、昨日の掃除はお前にやらせた筈だな?」
「はい…」
「その後俺はこの部屋に朝まで戻ってきていない、言いたいことは解るだろう?」
…返す言葉もなく頭を下げる。
「仕置きが必要だ」
彼は含みのある笑いを漏らすと、少し声のトーンを和らげ
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文字数: 2284
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/9/28 10:54
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
hayama_Yui
書き散らし。
投稿は不定期更新です…