白濁チョコレイト

「旦那様、如何様で御座いますか?」 ハウスメイドである私の問いかけに、執務机に腰かけた主は不快そうに窓際の花瓶を見やった。 青薔薇の茎が丸ごと1輪、ポッキリと折れているのに気づいて 「も、申し訳ございません…!」 「麗亜、昨日の掃除はお前にやらせた筈だな?」 「はい…」 「その後俺はこの部屋に朝まで戻ってきていない、言いたいことは解るだろう?」 …返す言葉もなく頭を下げる。 「仕置きが必要だ」 彼は含みのある笑いを漏らすと、少し声のトーンを和らげ
hayama_Yui
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書き散らし。 投稿は不定期更新です…