青いバラ

青いバラ
花のたくさん咲く丘に、一輪の一等美しい青いバラが咲いていました。そのバラは他の花からも一目置かれる程美しく、特別な存在でした。けれどそのバラはそれを鼻にかけることもせず、他の花の美しさを褒めました。 「君は鮮やかな赤い色が素敵だね!」 「君は柔らかな桃色がチャーミングだね!」 「君は華やかな黄色が見ているだけで幸せになれるね!」 その青いバラは褒めるのが上手で、みんなの人気者でした。 けれどそんな平和な丘にある日、少しづつ変化が訪れます。 少しづつ、花達が枯れだしたのです。 それに花達は嘆きながらも、自分達の運命を受け入れます。 「仕方がないさ、寿命は誰にでもあるものだから⋯」 けれど不思議なことに、青いバラだけは一向に枯れることはありませんでした。
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
はじめまして。クラゲとクジラが好きな成人済の女です。基本的に毎週木曜日に小説を更新しています♪「窓辺のしぇりー」の名前でXにも存在しております🫢夜書いた文章は朝には読み返します。短いけど読み応えのあるギュッとした、自分が素敵だと思える世界を置いていきます😌よろしくお願いいたします☘いいね♡、優しいコメントくださるととても喜びます! ※表紙のイラストはAIアプリで作成したものを使用するか、フリーイラスト等をお借りしております。 ※ここに上げている作品の全ての著作権は、私のものとさせて頂きます。二次使用など何かご入用の際は一言お声掛け下さいますようにお願申し上げます。(お断りなく一部でもご使用された場合は通報などの措置をとらせて頂きます。) start:2024.5.24