キミがいないセカイが地獄なら
第1章 ハジマリ 第5話
左腕を止血してもらったワンダだったが、まだ状況を読み込めずにいた。痛みよりも混乱が先に来て、興奮のボルテージは上がっていた。
「ソルネットじいさん!どうしてこの村はっ!」
「しっ…」
ハッとして周りを見た。獣はいつの間にか人と成り視界も鮮明になった。
「ごめん…」
「お主が混乱するのも不思議では無い。なぜならわしもなぜ襲われたかわからんのじゃ。」
崩れた家に潜みながら、ソルネットは事の経緯を話した。
「あの者たちはただ、排除しに来たとだけ言っておった。女も子供も関係ない。ひたすらに制圧していったわい…。だが、これだけは言える。偶然ではない。これは、誰かがいるのだ。わしらを破滅に追い込む何かが…。」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/7/21 11:54
浅沼