アスフール 10
「ファ、ミ、ソ、ド・・・」
待ち合わせの駅前に着くと、宮本先輩は植え込みの脇に座って空を指差し、そんな風にドレミの音階を呟いていた。
「宮本先輩・・・?」
待ち合わせの時間の5分前。早目に来て私の事を待っていてくれたのではあろうが・・・。
「あ、透子ちゃん」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/4/12 3:50
えむ
多忙ですが読書が好きです。色々な方の作品を読ませて頂き、ありがたいです。自作はあまり上手くは有りませんが、感想など頂けると喜びます。