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ただ、君に花を呼ぶ。
微かな春の匂いが頬を撫でる。 昼下がり、午後の日差しが眩しくて 思うように目を開けられない。 食卓の上、花瓶の花を挟んでうっすら君の耳元が見える。 淡桃色に、程よく血の通った耳を見つめていると
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閲覧数: 508
文字数: 690
カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/12/3 8:33
最終編集日時: 2023/12/12 5:02
橘スイ
優しい小説を書きたいです