140文字小説+α その128 「ピザと」

 友人宅で、ピザをデリバリーで頼んだ。  2人で飲み物などを準備しながら、ピザの到着を待つ。 「ピザって、どうしてこんなに来るのが待ち遠しいんだろうね!」 「それなー! あ、そうだ。米何号炊けばいいかな?」 「あんた、ピザで白米いくの!?」 「え、いかないの? 実家だと、定番だったんだけど……」  すげぇ。いろいろとすげぇ。  お好み焼き定食もあるくらいだし、おかしいことではないのか……? 「と、とりあえず私は、白米食べないから、あんたの分だけでいいよ」
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。