静寂の戦いへ
人生に於いて、予期せぬ戦いに遭遇してしまう確率とは一体どれ程のものなのだろうか?
それは何の前触れもなく訪れ、容赦なく平穏な日常を奪ってゆく。ましてやそれが負けられない戦いとあらば、計り知れない程のプレッシャーと恐怖を感じることだろう。
時として人生とは、こうも簡単に無慈悲な神によって地獄へと突き落とされるものなのだ。
図らずも、突如として負けられない戦いに挑むこととなってしまった俺は、閉じ込められた密室の中で緊張から薄っすらと額に汗を滲ませた。
今朝方目覚めた時にはまさかこんな事態に陥るとは予想もしていなかった。なんならいつもより目覚めの良い朝を迎えた俺は、朝食もそこそこに支度を整えると、午前六時丁度に自宅を出発した。それはいつもとなんら変わらぬ日常で、何か特別なことをした覚えは一切ない。
一体俺の何がいけなかったのだろうか──? 一連の出来事を振り返ってみるも、全く心当たりがない。やはりこれは神によるほんの気紛れにすぎないのだろうか?
これまで真面目にちゃんと生きてきたというのに、これではあまりに無慈悲ではないか。そのあまりの仕打ちに悔しさから苦悶の表情を浮かべると、俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/10/21 7:07
最終編集日時: 2026/3/18 14:39
天音ろっく
ルビ機能が欲しいなー
執筆ジャンルはラブコメ・ホラー・ミステリー・コメディ・ヒューマンなど、その時の気分で色々と。
作品リスト一旦リセットしました。
ゆるっと気のむくまま投稿します。
最近は更新できてませんがYouTubeにて怪談朗読を公開中📕
https://youtube.com/@yuachanRio
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