第一章2話魔境の洗礼

第一章2話魔境の洗礼
俺は本をパラパラとめくる。 「古い技術書を現代語訳した写本か、古代語読めるのにわざわざこんな事する必要あったか?」 まあ父さんらしいと言えばらしいか。 「セオリー通りにいくなら自分の魔力を感じてうんたらかんたらみたいなのをするらしいけど、俺もう出来るし、【練気】の習得を先にやるか。」 俺は本閉じると自分の中にある気力を感じることから始める。 一般人の言う気力というのは困難や障害に負けずに物事をやり通す強い精神力の事を指すが、【練気】や戦闘の時に使う気力はまた別のもの。 精神との結びつきが強いからこのような名前がついてるだけであり魔力と同じく気力というのは能力に関連するエネルギーだ。 …さてこれかな。 俺は心の奥深くにある燃え盛る炎のような強さを感じるそれに干渉し、解放しようとする。 『練気 気力解放』
アズミオ
アズミオ
色んな小説を書く予定、執筆初心者で国語力は高くないです。 一応中学生、厨二病はもう過ぎました、多分。 序盤は思いつくのにそこから先が永遠と出てこない、無理にシリーズ物書こうとするからだろうけど。 じゃんじゃん話しかけてくれると嬉しいです。 もう単発書こうかな。 アイコン:五百式カットインメーカー