クリスマスのとある一片

クリスマスのとある一片
「ありがとうございましたー」 そう言って、僕は最後のお客さんを見送った。時計を見ると午後8時。もうそろそろ閉店の時間だ。 「お疲れー♪」 そう言って奥から店長が出てくる。 「お疲れ様です」 「結構売れたねーケーキ」 「クリスマスですから」 「ま、そっか」 他愛のない話をしていると、調理室から女の子が出てきた。僕と同様、バイトの同期だ。 「君もお疲れー♪」
闇影
闇影
小説書くの初心者です。ゆったりまったり頑張ろうと思います。 (少しずつ復帰中、これから投稿頻度はかなり下がると思いますのでご了承ください)