悪役令嬢なんかなりとうない
「んっ//あっ///はぁっ」
美しいほどに綺麗な指。だが、女とは違う太く優しい指だった。お腹の中で器用に動くそれは快楽へと動くたびに導いて感じさせる。全てを知られているかのような恥ずかしさと、自分がこんなにも感じていると言う事への驚きがあった。こんな事を思うくらいこの男に溺れさせられている…
私は、特に何かに優れているわけでも友達が多いわけでもない。だが、唯一自信を持てる事それが、想像力だった。何か一つのものから色々な物へと進化していく頭の中に描かれていく。私の楽しみだった。そこで私は自分の想像した事を小説などにしてみたものの、それは自分の楽しみに終わってしまった。私が書くのは、自分が経験したことがない物だったり、今はちょっとエッチな話だったりを書いたりする。だが、自分が体験したことがないものには夢だけで現実味がないと、売れることはなかった。自分に少女漫画のような展開が起きれば、いいものが書けるのかもしれないと何度も思った。そして今日もまた、想像のままに少しエッチな小説を書いていた。
「お腹すいた…そういえば碌なもの食べてない気がする」
食べ物を求めて冷蔵庫を開けると、眩しいほどの光がだが、暖かい光が私を包んだ。
目が覚めると私は宮殿?のような場所にいた。
「どこだろう?」
『其方に話がある』
後ろからまるで自然の美しさの塊やすらぎさえ感じさせる声が聞こえてきた。私は咄嗟に後ろを振り向いた。そして私は目を大きく開くような、光景を見たそこには……
0
閲覧数: 23
文字数: 635
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/11/3 13:33
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
神楽咲 深雪
一章説づつ出していくのでよろしくお願いします!